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共同利用資源循環施設概要

「農・林・水・狩」が支え合い、循環していく施設を創る必要性

 限られた自然資源を無駄なく有効活用することが求められているなかで、ジビエ利活用推進もその一つです。


 しかし、実際に食肉処理施設を建設し、周囲のニーズやアイディアを聞いていくなかでぶつかる問題に「産業廃棄物」と「新たな加工施設増設」があります。

こうした施設に掛かる莫大な費用を、補助金や助成金でまかなったとしても、次にぶつかる問題は「安定供給」と「生産量」です。

 苦労して条件をクリアしたとしても、売上が思うように伸びないことも珍しくありません。

 私たちが狩猟を企業として成り立たせていく中でぶつかった問題は、一次産業全体の共通問題であると捉え、同じ悩みを持つ産業が共同で利用できる施設ができることで、問題の解消・健全な経営の循環の実現を目指します。

ゴミを資源・資産として循環を

一次産業が抱える以下のような問題をまとめてサポートし、循環させる施設

<一次産業の中小企業が抱えている主な問題>

❌産廃処理費用や、加工販売するための新施設建設費は、大きな負担になる
❌一企業の量では利益よりも処理費で赤字になってしまうので、無駄なく使いたくてもできない
❌新たに人を雇う余裕がない
❌量産できないことで、製品化しても価格が高く、浸透しづらい
❌頑張っていても収益や認知度が上がらず、厳しい現実に廃業するところもある
❌一括して産廃などを管理・運用・処理してくれる施設がない
❌結果として資源の有効活用が進まない


一次産業が地域で共同利用できる循環施設を建設する


<一箇所でまとめて処分や加工の循環を行うメリット>

⭕️費用負担軽減が期待される
⭕️組合や農協に各地域で資源収集に協力してもらうことで、企業や団体の現場をより深く把握することができる
⭕️新たに施設を設ける必要がなくなり、維持費や管理の負担がなくなる
⭕️様々な地域から受け入れを行うことで、量産と安定供給が期待できる
⭕️農林水狩の産廃を受け入れることで、多様なニーズに対応した資源を確保できる
⭕️広く受け入れることで、より広く活動を認知される
⭕️こうした施設を利用する企業・団体のイメージアップへつながる
⭕️雇用が生まれ、地域活性化につながる
⭕️限られた資源が有効活用され、収益につながる
⭕️活動が認知されることで、収益や新たな人材確保のきっかけが生まれる
⭕️モデルケースとして施設が認知されることで、各都道府県にもこうした施設が増える
⭕️SDGsの目標に貢献し、資源の有効活用が推進される

 

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